Mr.Children

気まぐれ

暇つぶし。世の鬱憤を晴らしたいと思います。

普通に生きてきたのに死ぬほど辛い話

思春期の時、思春期特有の感情に踊らされ

ああ、私はこんなにもメンタルが弱いんだなと思った。

顔がブスなことに気づいた。

おまけに運動も出来なくて、勉強も落ちぶれている。

 

絵が人より少し描けたことで、逆にそれしかなかった私は、周囲の人から絵が上手いとだけ言われ続けたため勘違いした。

高校生の時、私は得意だと思っていた絵も

楽しいはずの人間関係も全部全部

失敗した。

デザインはセンスのかけらも無かった。

比べて比べられて絶望した。

 

私には何もない。

上辺で築いた友達は、今となっては顔すらも思いだせない。

 

なぜみんなはそんなに楽しんでるのか。

生きるのが辛くないのか。

 

出会いと別れの喜びも悲しみも私は分からなかった。

私だって、クラスメイトとの団結や思い出に胸いっぱいになりたかった。

私だって、SNSに満面の笑みの写真を載せたかった。

撮ることすらなかった。

 

私だって、姉みたいに小顔で痩せ型で華奢で運動がまあまあできたら良かった。

私は、私だけ、全部逆だった。

私は一番上の姉とは8個離れていて、もう一人は6個離れている。

普通よりは年の離れた姉妹で、昔から不思議に思ってた。

小学生の頃、自分の産まれた時のことをインタビューして発表するような授業があった。

 

名前の由来

私の大嫌いな名前。

可愛くない、男みたいな名前。

なんどもなになに君と呼ばれ間違われたことがある。

私はこの名前のせいで、小学生の頃まで自分の性別が分からなかった。

大きくなったら男になると思っていた。

しかも、プリキュアよりもポケモンが好きだった。

 

私が生まれた時、まさかもう一人家族が増えるなんて思っていなかったのでびっくりした。

と、母が書いたことを発表した。

 

私は後々になって気づいた。

私は欲しくて産まれた子じゃない。

両親の気まぐれで出来た子供なんだ。

私の写真、アルバム、七五三、何もかも少なくてほとんど無かった。

もう要らないのに、出来ちゃったんだ。

そう思った瞬間、涙が止まらなくなった。

しかも、一番、ブス。

 

でも20年も育ててもらってる。

皮肉でもあるけど、感謝しかない。

 

でも私はやっぱり、産まれたくなかった。

育ててくれなくてもよかった。

私に

生きる意味なんてないのに。